新築や改修で給排水工事を進めるときは、現地の調査と工事だけでなく、給水と排水それぞれの申請先を確かめる必要があります。千葉市内の案件でも、所在地によって給水を担当する事業者が異なるため、最初に町名まで確認することが大切です。

1. 所在地から給水・排水の窓口を確認する

千葉県営水道は千葉市の中央区・稲毛区・花見川区・美浜区の全域と、若葉区・緑区の一部などを給水区域としています。若葉区と緑区は町名ごとに区域が示されているため、住所だけで「千葉市だから県営水道」と決めず、千葉県営水道の給水区域で確認します。

排水設備については、公共下水道の供用開始区域か、公共汚水桝があるかを確認します。千葉市は排水設備新設等確認申請の前に、供用開始の確認と指定排水設備工事業者の選定を案内しています。千葉市の申請案内も合わせて確認してください。

2. 既設管と公共汚水桝の情報を集める

給水側では既存の引込管・メーターの有無と口径、分岐位置を、排水側では公共汚水桝の位置や深さ、計画する排水経路を確認します。配置図や給排水計画図があれば、調査の出発点になります。図面がまだない場合も、所在地・建物用途・予定時期を先に共有しておくと、必要な調査を整理しやすくなります。

3. 着工前の確認と、竣工後の届出を工程に入れる

千葉市の排水設備新設等確認申請は、指定排水設備工事業者を経由して提出します。市の案内では、確認通知の副本返却をもって工事に着手し、竣工後は3日以内に竣工届と使用開始届を提出する流れです。2026年4月からはオンライン申請も始まっています。申請方法と工程は、案件時点の案内で再確認してください。

給水側の手続きは、給水を担当する水道事業者の基準に従います。千葉県企業局の施行基準には、事前協議、工事の承認申請、変更承認申請、分岐工事の届出、工事検査の申込みなどが示されています。給水装置工事施行基準等で対象工事の項目を確認します。

4. 見積りでは工事範囲と申請範囲を分けて確認する

敷地内の配管、道路側の取出し、図面・申請、関係機関への納付、検査など、案件によって必要な作業は変わります。見積りを依頼する際は「どこからどこまでの工事か」「申請と検査の対応を含むか」「関係機関への納付金や手数料は別か」を確認すると、比較しやすくなります。

5. 相談時に伝えたい情報

まず共有したい内容

所在地(市区町村・町名)/新築か改修か/建物の種類/着工予定日/希望する工事・申請の範囲/配置図・給排水計画図の有無

既存の引込管や公共汚水桝の資料があれば、合わせて共有してください。

給排水工事と申請をまとめて相談できます

有限会社共栄設備では、給排水設備工事、上下水道の取出し工事、給水・排水申請をご相談いただけます。所在地と計画内容を確認し、対応範囲をご案内します。申請業務の内容や事業案内もご覧ください。

案件について問い合わせる

確認日:2026年9月29日。申請要件や様式は変更される場合があります。実際の手続きでは、案件所在地を所管する水道事業者・自治体の最新情報をご確認ください。

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